[Web][基礎知識]インターネットとWWW
はじめに
今日はインターネットとWWWの基本的な仕組み、成立過程について学びました。
インターネット(Internet)とは
インターネット・プロトコル(IP)技術による、コンピュータ間のネットワーク全体のこと。
WWW(World Wide Web)とは
インターネット上で提供されるハイパーテキストシステム。
「インターネット」自身ではなく、一機能。
単に「web」と呼ばれることも多い。
ハイパーテキスト(hypertext)とは
複数の文書をハイパーリンクで相互に関連付け、結びつけるしくみ。
(HyperLink:テキスト間を結びつける参照のこと)
で、インターネットとWWWの違いって?
- インターネット→道路網のようなもの
- WWW→物や人を運ぶ車のようなもの
- 「家ではインターネットやってます」→まちがい
(引用元:LINE Corporation ディレクターブログ )
インターネットの成立過程
- 1957:ARPA創設
- 1960:Joseph Carl Robnett Licklider、タイムシェアリングシステム
- 1969:ARPANET始動、UCLAとスタンフォード大
- 1971:初のemailを送受信
- 1979:USENET開始
- 1983:TCP/IPの採用
- 1990:ARPANET終了
- 1991:Tim Berners-Lee、WWW発表
- 1993:Mosaic発表 (後のNetscape)
- 1995:Yahoo! 設立
- 1998:Google設立
WWWの成立過程
ヴァネパー・ブッシュの論文「As We may think〜我々が考えるように」(1945)
情報検索システムとして、従来の図書館型と異なる、脳の連想作用を利用しようとした。
相互参照をたどって他のコンテンツを表示するデバイス、コンピュータシステムの概念。
テッド・ネルソン Projevt Xanadu(1960)
「ハイパーテキスト」を提唱、ネットワーク上にハイパーテキストを実現する計画。
ダグラス・エンゲルバート NLSシステム(1968)
ハイパーテキストインターフェースのデモを行う。
"The Mother of All Demos"すべてのデモの母
アスペン・ムービーマップ(1977)
初のハイパーメデアアプリケーション。
コマ撮りされた大量の写真をリンクすることで仮想的な旅行ができる。
HyperCard(1987)
AppleComputerのビル・アトキンソンが開発、ハイパーテキストを利用した初の商用ソフトウェア。リンクで結合されたカードの集積をスタックとして扱う。ネットワークには未対応。
WWWの誕生
ネットワーク上で提供されるハイパーテキストシステム。
ティム・バーナーズ・リーがCERN内の情報共有として制作。
各国の実験者が瞬時に情報アクセス/共有をめざすシステム。
初のWWWブラウザ「WorldWideWeb」の発表(1990)
NeXTコンピュータを使用して開発、洗練されたGUI。