[アクセシビリティ]Webアクセシビリティの現状認識
はじめに
今日は授業の中でWebアクセシビリティについて触れられて、この分野はけっこう熱いんじゃないかという気がしたので、まとめました。
- Webアクセシビリティの指針
- やはりお前らのアクセシビリティは間違っている
- デバイスの進化とアクセシビリティ
- 現状、これからやれること
Webアクセシビリティの指針
世界標準:(WCAG)2.0
- W3Cにより勧告されたWebアクセシビリティ指針
- 2008/12/11に勧告
- WCAG2.0(Web Content Accesssibility Guidelines 2.0)
Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0
JIS X8341-3:2010 「高齢者・障がい者等配慮設計指針ー情報通信におけるソフトウェア・サービスー第3部:ウェブコンテンツ:」
- WVAG2.0をベースにした、Webアクセシビリティに関するJIS規格(日本工業規格)
- 2010年8月改正
- 理解と普及促進のためウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)が発足
ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)
JIS X 8341-3:2010 解説
やはりお前らのアクセシビリティは間違っている
Webアクセシビリティの重要性が加速する!「アクセシビリティやるぞ!祭り」詳細レポート | HTML5Experts.jp
以下私的要約
- アクセシビリティ=高齢者・障がい者対応 ではない
- 特定の環境に個別に対応すること でもない
- 利用者×デバイス×コンテキストの環境下で、どれだけ利用できる度合いが高いか?ということ
- 端末の多様化がすすみ、Web=視覚情報という常識も崩れつつある
3つのポイント
- 人間が理解しやすい(ヒューマンリーダブル)
- 人間が使う機械が理解しやすい(マシンリーダブル)
- 利用、操作可能な代替手段が存在する
環境が多様化するなかで②にどれだけ対応できるか。
マシンリーダビリティが高いと、ソフト側の支援技術で入出力しやすくなる▶アクセシビリティが上がる。
未来デバイスへの対応可能性が上がる。
具体的に何をするか
- HTMLを機械に理解しやすくする
- アウトライン構造、関係性
- メタ情報
- Web標準に準拠
デバイスの進化とアクセシビリティ
The power of the Web is in its universality. Access by everyone regardless of disability is an essential aspect. Tim Berners-Lee
nanapi古川健介【第3回】インターネットはこれから、もっと日常生活を自動化する | 起業家たちの原点 | 現代ビジネス [講談社]
* 言語がなくなる、画面がなくなるという未来予測
Fw: やはりお前らのWebアクセシビリティは間違っている | 覚え書き | @kazuhito
* Webアクセシビリティのリブランディング
* スクリーン&キーボード前提でないUIがいずれ台頭
* その時Webコンテンツの利用しやすさを担保するのはアクセシビリティ
現状、これからやれること
- やっぱり熱い分野っぽい
- JISX8341-3は特定の技術に依存しない抽象的な記述のため、読解が難しいらしい(JIS X8341-3に準拠してWebアクセシビリティを確保するために必要な品質条件を満たす | 戦略的ウェブサイト構築集団あやとり - Web戦略 -
) - まずJIS X8341-3に準拠するwebページを目指せるかしら